2018年1月23日火曜日

なぜ『グレイテスト・ショーマン』があんまり惹かれないのかを考える

そういえば、ネギを鼻から出した翌日に鼻血がでたのですが・・・うーん・・・

最近、メディアでも取り上げられるようになった『グレイテスト・ショーマン』

昨年度のアカデミー賞受賞作『ラ・ラ・ランド』のスタッフが手がけるゴリッゴリのミュージカル映画として、大々的に取り上げられています。

が!

全くといっていいほど惹かれないッ!

というのも、私自身そもそもそんなにミュージカル映画が得意ではないというのも大きいのですが・・・(あのタモリさんも、「ミュージカルは急に歌い出すから恥ずかしいんだよね」と言っておりますが、本当にこれ

でもでも私は『ラ・ラ・ランド』凄く素敵な作品だと思っているし、一体同じスタッフなのにどうしてこんなに関心度に差が出てしまうのか。

色々考えてみました。

・『ラ・ラ・ランド』はそんなにミュージカル、ミュージカルしていない


よくよく考えると、『ラ・ラ・ランド』のテンション的なK点って、オープニングのハイウェイシーンとか、エマ・ストーンがパーティ行くか迷っているあたりで、あとは割りとしっとりめだし、踊りと歌が一緒になっているシーンってあんまり内容に記憶しています。

これを両方行われてしまうと、恥ずかしく感じてしまうのでしょうが、『ラ・ラ・ランド』はその辺の按配が上手だと思います。くどくないというか・・・というか、ジャズもテーマに入れてるからかなあ。(全然関係ないですけど、セバスチャン死んだ顔して、ライブでキーボードをうぃぃぃぃん!って演奏しているシーンがジワります)

・くどい

これは私が勝手に深読みしているだけだと思いますが、『ラ・ラ・ランド』が公開されてからというものの、CMがこぞってミュージカル調を取り入れてきているような気がしてならないのです。

今パッと思いつくだけでもプレステ4、ダイハツ、ソフトバンク、外車etc・・・

基本ローテンションな私としては、唐突にこういったCMが流れると「ああ、うん・・・」とATフィールドを展開してしまい、最近この現象が多くて辟易しているのかもしれません。

・ストーリーが明るい

私が好きな数少ないミュージカル映画のひとつに『シェルブールの雨傘』があるのですが、『ラ・ラ・ランド』同様、この作品も決してハッピーエンドではないというのがいいのです。(というかこの2作、ラストが凄い似ている気がする・・・)

そもそも『シェルブールの雨傘』は踊りの要素はゼロの変わりに、セリフは歌・100%。
相槌でさえメロディに乗せるという抜け目のなさ。
こういうずっと歌っているゆえ、「突如として歌いだす」演出すら介入する余地のないものを「オペラミュージカル」というそうです。たぶん私もコレなら全然見れる気がしてきました。

『グレイテスト・ショーマン』はたぶんこれとは真逆のタイプなのも、ひとつの理由だと思います。


・結論

別に『グレイテスト・ショーマン』でなくても、この手の類はたぶん惹かれていない

そういえば、今朝zipで取り上げれていた空中ブランコに乗りながら、ゼンデイヤがちゅっちゅするシーンを目撃。あれメッチャ恥ずかしくないですか。皆どういう気持ちで見るの?「素敵!真似してみたい!」とか・・・?
あくまで作品を非難しているのではなく、ミュージカルでこういうのが恥ずかしく感じてしまう。。。という私のシャイ自慢だと思ってもらえると幸いです・・・『ジオ・ストーム』みよ

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